2006年04月29日

キットの出来 第二項


せっかく幕を引こうかと思ってたのですが、もう一回^^;
まだやるか、と言われそうですが、わかりやすく伝える例えを思いつきました^^
まぁ、基本的には前回と変わらないので、前回のを噛み砕いた考えだと思っていただければ。

>素材

結局言いたかったのは、模型趣味って料理と似てますよね?と言うこと。
昔のキットとはいえば、安いアメリカ牛肉のようなもの。
今のHGUCにしろSEEDHGにしろ、国内最高級の松阪牛や神戸牛のようなものなのではないかなぁ?と言うこと。
素材としては最高級なんだから、後はどうするかは料理者しだい。
焼いて(延長作業等)食おうが、煮て食おうが(デティールアップとか)、蒸そうが(アニメ版にするとか)。。。
後はお好きに、ってことかな。

ただ何の先入観もなしに、ただただキットだけを見たとき、SEEDもUCも変わらずカッコいい。
これが言いたかったのでした。


>みたことのないものの立体化は難しい。(バンダイ擁護?^^;)

キット開発は半年前から進んでいるようですよ。
企画、パッケージング決定、パーツ割原案、CADおこし、ラピッドプロト、原型修正、テストショット、商品。

半年前と言っても企画段階が、と言うことでしょうが。

と言うことは、SEED系はテレビに映る前から企画され、当然開発者は少ない資料から開発するわけです。

例えば、新しいシリーズがこれから始まるとする。
設定画を渡される。
『あなたなら、どういう立体模型を思い浮かべますか?』と言うこと。

SEEDは、作ってから「え?こういう感じなの??」と思ったんでしょうね、きっと(笑
デスティニーの頃には、SEEDの世界観が決まっていて、あの独特の描かれ方をするのはわかってたので、SEEDの頃に比べたらある程度織り込みながら立体化しやすかったのではないですかね?
それがSEEDとデスティニーの違いかなぁ。


>それを踏まえたうえでのSEEDとUC

何度も言いますが、ぶっちゃけ、劇中のとかけ離れているだとかイメージと違うとかを考えず、SEED(デスシリーズ)もHGも『ひとつの立体物として』カッコ良いと思います。
本編見てなければ、足が短い!と怒ることもないと思いますね。

それとは矛盾するかもしれませんが、SEEDとUCで出来の差を感じるのは当然かと。
UCは既にフィルムは『存在する』わけだし、カトキ氏が劇中のイメージを盛り込みつつ、立体として破綻しないよう再構築されたデザインを元に作っているわけですから。

ぶっちゃけ、『本編よりも立体物のほうがカッコいい』ですし(核爆

それに対して、SEEDは『何も無いところから作る』わけですし、どう頑張っても差があって当然かと。
次にでてくる、大きいシリーズのジャスティス、レジェンド等は、本編も終わり、デザインを検討・再構築してから模型化されてきます。
このシリーズこそ、はじめてHGUCのシリーズと対等の立場で論争できるキットなのかな、と思います。

つまりは同じHGと言うくくりではあるものの、製品の性質が違う、と。
こう考えるからこそ、僕はSEEDHGシリーズは、『かなり頑張っているんだろうな』と言う結論に至るわけです。

結局、『SEEDの出来が悪い』と言っている様なものですが(笑)、『それを怒るわけでもなく、当然だよね』と受け止め、それを改善するのが僕達のような『改修をしたいと思うモデラーの仕事』かな、と。

でも、あくまでも『本編と比べた場合』ですよ。
商品として、また立体物としてSEEDシリーズは成立していると思いますよ。
素材として何のフィルターもかかっていない素、として。
シリーズ通して、インパルスは足が短いのにデスティニーは長い、とか無いですし。
ストフリに関しても、『足がシリーズ中と比較的短く見えるだけ』で、長さ自体は大差ないですよね?(確か^^;)
昔はそりゃもう酷いモンでしたが、今のバンダイさんの商品は良くも悪くも品質は一定だと思います。

後は各々が、SEEDフィルター(スパロボ風味・笑)をかけるなり、リアルフィルター(兵器風味・笑)をかけるなりして、
仕上げれば良いんじゃないかなぁ??


>画の嘘

前から思ってた疑問。
最近はゲームとかで、3DCGでガンダムが活躍しますよね。
しかも、カッコいい^^
でも、テレビシリーズはなぜか未だセル画のまま。(みてないけど、SDではCGでしたよね?)
初の3DCG作品は今のところオリジナルビデオ扱いですが、『イグルー』があります。

上にも書いたように、3DCADを起こす工程があるので、本編が3DCGになれば流用(データ圧縮とかあるかもしれませんが)できますよね。
そうしたら、劇中と違う、と言うことは無くなる訳です。
スピーディーに開発でき、且つ、劇中と同じものが手に入る。

そういう日がくるのは近いかもしれません。

でも、最近思うんですよ・・・。
セル画の方が絵の嘘は発生する。そりゃ、画に描くのは制約が無いですから、いろいろアレンジ加えられますからね。
でも、嘘が発生するからこそ、『劇中のあのシーンのフリーダムのイメージを盛り込みたい』とか、『あのイラストのテイストを
加えたい』と思うのが模型を改修したいと思う原動力であり、模型趣味に身を投じるキッカケになり、改修する行為を楽しいと思うのではないかなぁ。
劇中とまるっきり一緒だったら、何も欲求は生まれなくなってしまうんじゃないですかね?

パンフレットもテレビの本編も絵という絵は全部同じ3Dモデルからつくる
・・・たぶん実現することは難しいことではない気がするのですが、それを『あえて』しないのが楽しみを生み出す要因になっているような気がしてなりませんし、バンダイさんもそう考えているのかな?と思ったりします。

正直、SEEDのキット展開において、コレクション、HGと1/100シリーズのCAD流用の商品郡には魅力を感じませんでした。
全部同じ形なんですもの。構成も一緒。大きさが違うだけ(細かいディティールや調整は入ってましたけどね。)
でも、これって結構楽しみが少なかった気がするんですけどね。
(実際、小さいのも大きいのもパッケージ横の完成写真は大差なかったし。)
CDガンダムが主流になったら、ちょっと寂しい展開が待っているような気がしてなりません・・・。


僕はそういう矛盾が起こるから『こそ』、模型を作る側としては楽しいんだと思うんですけどね・・・。


さて、ガンダムの未来は『セル画』or『フル3DCG』どっちだ?
皆さんなら、どっちの世界を望むんでしょう?


・・・これで少しはある程度納得できそうな話しの展開になったかな?^^;

ま、この話はこれで終了です。
皆さんも理想のキット像を考えてみると面白いかもしれません^^
posted by シンたろー at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ガンプラ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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